人は生きていく上で様々な人と出会い、関係を持ちます。
成績が優秀ではなくても、仕事がそんなに楽しいものではなかったとしても家族や、職場内、恋人との人間関係がうまくいっていれば、幸せを感じる瞬間が増えます。
逆にどんなに社会的に成功していても、家庭内が崩壊寸前だったり、孤独な人というのは何かが足りない、満たされない気持ちになります。人間とはそういう生き物なのです。
特に自分が大切にしたい人とうまくいかない時、その悩みや苦しみ、ダメージは大きくなり深く傷つきます。
ですが、どういう訳かこの人間関係でうまくいかなかったり、同じ失敗を繰り返してしまう方がいます。
そういう方の特徴は
自信過剰タイプの人は、本人よりも周りの人が振り回されて、トラブルが起こってきます。
逆に自信不足タイプの人は、人と接する時に嫌われることを恐れ、常にどこか緊張しながらの付き合いなので、疲れてしまい、自分らしさが失われていきます。
今、うまくいっていない人間関係。こんなになったのは初めてですか?
こんな気持ちになってしまうのは、どこかでなじみがある感覚ではありませんか?
いずれのタイプの人も現実をしっかりと見ることができません。自分で色眼鏡をかけ「そんなんじゃ駄目だと相手を攻撃するか、自分を攻撃してしまうパターンに陥ってしまいます。
カウンセリングがうまく進むと、まず自分がかけた色眼鏡をはずし、現実が見えるようになります。そして自分にとって必要な人、そうでない人を見分ける判断力がつきます。
好きではないけど縁が切れない人と接する時は、上手に鎧をつけます。相手をよく知り、地雷を踏むのを避け、攻撃してきても自分を守る事ができます。そして逆に、信頼できる人の前では鎧を外し、ありのままの自分で自然な交流ができるようになります。
いい事も悪い事も全てひっくるめて、大切な人としっかりと繋がれた時、人は強くなれるのです。